本日は7月18日。
今年の夏も猛暑が続いており、東京は連日35度を記録、岐阜県多治見市では今日、平成25年以来、5年ぶりの40度超えを記録しました。
熱中症には十分気をつけたいところですが、どういう症状が出るのか、どうなったら危険なのか、対策はどうしたら良いのか、まだなったことがなく、よくわからない方も多いと思いますので、私の体験談を交えて説明します。
私の熱中症体験談
皆さんは熱中症になった(なりかけた)ことはありますか?
私は今まで、2回ほどなったことがあります。
1回目で対策は学んだつもりだったのですが、2回目はなんといいますか、油断しましたね…
1回目は、あれは真夏に外でチラシ配りのアルバイトをしている時でした。
真夏でも30~33度程度のときは、暑いだけでなんとか仕事をこなせていたのですが、その日は日本ではMAXと言えるくらいの暑さ、最高気温は35度くらいあったと思います。
日陰のないところでティシュを配っており、普段は午前中は水分補給をせず昼休みまで仕事をして、昼休みに近くのデパートなんかで飲み物を買うようにしていました。
朝から飲み物を持っていくべきだったのですが、すぐ暖かくなってしまいますし、昼に追加で買うお金をけちりたかったんですよね。
その日は特に暑いだけあって、他の日と違い発汗量がとても多かったのを覚えています。
汗がジワッとでるのでなく、体に水滴ができてツーッと体を落ちていく、それを何度も繰り返していました。
午前10時から仕事を開始してちょうど12時頃でした。
朝食は食べていなかったのですが、急に強烈な吐き気に襲われました。
「なんだ?」と思ったその1、2分後には頭がクラクラしてきたので、「まずい!これは熱中症だ!」と察知して、ティッシュなどはもうその場に置いて、フラフラしながら、運よく近くにあった赤いコカ・コーラの自動販売機へ歩いて到達しました。
しかし、頭がクラクラ、吐き気で気持ち悪い、これだけでなく、目が霞んでしまっていたのです。
目の前に到達したのですが、自動販売機がぼやけた赤い物体にしか見えず、コインの投入口がどこか全くわかりませんでした。
その間もどんどん具合か悪くなっていくので、とりあえずその近くの日陰に移動してしゃがみこんだのですが、このときはもう本当に死ぬと思いましたね…
やっちまった…明日のニュースで俺の名前が流れるのかと…
ただ、日陰にしばらくいたら視界がはっきりしてきたので、なんとか立ち上がり、自販機でお茶を買って、その日陰で一気に飲みほすと、数分後にはかなり具合が良くなりました。この回復スピードの速さにはけっこう驚きましたね。
あとは普通の状態に戻ったので、午後は日陰で作業をして、その日は帰りました。
これが初めての熱中症体験です。
ですが、この後もう一度なってしまいました(^^;
この時は基本日陰に当たっていたのですが、気温は1回目と同様35度くらい、発汗量はやばかったです。
熱中症対策
「熱中症対策」と検索すると色々な対策法がでてきますが、やはり一番の対策はシンプルにこまめに水分補給をすることですね。
“経口補水液”とか、”水分だけでなく塩分も”とか書かれていますが、それはかなりどうでもいい要素だと思います。
危険信号のポイントとなるのは、私の経験上、発汗量です。
ただ、それを都度確認して判断するのも危険なので、暑い日はベッドボトルを持参する、もしくはなくてもとれるところでこまめに水分補給をするようにしましょう。
あと、上記の体験談にもありますが、熱中症になる時は、本当に一気にくるんですよね。
だんだんと気分が悪くなるのでなく、普通の状態から急に吐き気がグワーッときて、そうなったらもう後はすぐです。
あっという間に頭がクラクラして意識朦朧になります。
熱中症になってしまった場合ですが、まず日差しを避けて日陰に移動する、気温が低いところの方がもちろん良いので、クーラーの効いた建物に入れれば入りましょう。そして水分をとる。
2回目のときは、私はセブンイレブンに入り、フラフラしながらトイレに入り、回復させました。
ただ、やはり大事なのは、なってしまったらどうするかでなく、予防・対策です。
真夏に、長時間日差しにあたるのは当然ですが、大変危険です。日陰でも気温が高い時は涼しい場所へ、そしてこまめな水分補給。
基本ですが、それでも熱中症になってしまう人は後を絶たないわけです。
どうしてなってしまうのか、これは身体的な構造といいますか、機能がそうさせているのですが、そういうことではなく、精神的な油断によりなってしまうことが一番多いでしょう。
「どうせ自分はならないだろう」という油断が一番危険だと言えますので、暑い日は十分気をつけてください。